任天堂のV次回復を果たした君島社長ですが、ついに退任されます。君島社長がいたから経営が安定していた…といったことにならないか非常に気になります。
とはいえ、任天堂は世間から認められていますしコアなファンもたくさんいます。今後も引き続き黒字経営することは可能であると言えます。
そこでせっかくなので、今後も黒字でいるためにはどうするか?(任天堂には頑張ってもらいたいですしね!)ということを考えてみたいと思います。
簡単に考察するため、売上を上げるためにはどうするか?という視点で戦略を考えていきます。
ファン化戦略
やはりここが重要です。任天堂のファンがいるから任天堂は売上を上げることができます。
ニンテンドースイッチだって、スイッチが欲しい!って思ってもらえるからこそ売れて売上に繋がります。
なのでまずは、今いるファン、そしてこれからファンを広げていくための戦略が必要になります。具体的には以下の2つですね。
1.コアなファンの信者化
2.ファンを広める
ひとつずつ見ていきましょう。
1.コアなファンの信者化
ニンテンドーのソフトが出たら速攻で買う!そんな人も日本に何人もいるでしょう。ニンテンドーのソフトは何があるか速報をチェックしている人もいます。
そういった人をコアなファンと呼びます。
任天堂の売上を一番支えている層ですね。
今回はそのファンをもっと濃い任天堂のファンになってもらうための施策を施します。
(別に怪しいことをするわけじゃないですよ 笑 というかあくまで考察です。)
信者にするとはどういうことか?
「この人の言っていることは間違いがない。この人のことならなんでも信じる」
そういった心境であることが信者であると言えそうです。
つまり、任天堂が繰り広げる商品について、「任天堂の出す商品は間違いがない!どんなソフトだって楽しい!どんなゲームだって楽しい!何も考えずにとにかく買っちゃう!」
というような状態に変える戦略です。
そう・・・、絶対的にファンを裏切らない、とても素晴らしいソフト、ゲームを任天堂が作成すればいいのです。
こういった信者がいてくれると、任天堂の今後もしばらくは安泰でしょう。
2.ファンを広める
次にこれです。当然信者が何人もいるだけで相当の売上を上げることはできますが、新しいファンの開拓も必須ですね。
これには、今までそんなに興味がなかった人たちへのアプローチが必要になります。
何もいきなり信者になってもらわなくても構わないから、たった一つでも興味を持ってくれるソフトがあればスイッチが売れてしまうというようなことを考えてみるといいでしょう。
「このゲームをするためにはスイッチが必要なら仕方ない、買おう。」
ということでもいいです。
つまり、今までファンでなかった人にもスイッチが渡るように、新しいゲームを開発します。まあ当然、いきなりこれをやって失敗すると経営に響くので、1のファンの信者化が終わり、新たに資金を投資できる場合にこれをするといいですね。
具体的には、ニンテンドースイッチを買うことができる年収を持っている世帯をリサーチして、その人たちが興味を持っていることを洗い出し、ゲームをクリエイトします。
そんな簡単にそういうソフトが作れたら苦労しないわい!と思うかもしれないので、
そういった場合は、アンケートとかとってみるといいですね。今はみんな1人1台スマホを持っている時代です。
任天堂が無料のアプリを作り、そこにユーザを集め、どんなゲームをしたいですかとか?どういうことに興味ありますか?とか直接聞けばいいですね。
そうすれば、欲しい人の目の前に、欲しいゲームを提供することができます。
1.コアなファンの信者化
2.ファンを広める
この2つができたら、本当に任天堂の経営基盤はますます強固なものになっていくでしょう。
ゲーム以外の分野で売上を上げる戦略
これは、物販ですね。任天堂のキャラのグッズを販売して売上を上げます。物販の場合は原価が特にかかりますから、利益率が高くならないかもしれないですが、
やはり売上を上げるには大事な存在となってくるでしょう。
そこで一番期待がかかるのが、ユニバーサルスタジオジャパンにニンテンドーワールドができるというところです。
大体テーマパークに来た人たちは、何かしらのお土産を買おうとします。
しかも新しくできたエリアとして、あの人気のマリオが登場するということで、
何かキーホルダー一つでも買って帰りたいと思うのが人情です。
当然売上の一部はUSJにとられてしまうかもしれないですが、USJというロゴがついたマリオが欲しい人も一定数いると思うので、
ここでも売上が期待できます。
USJのエルモとか、ホントに人気ですからね。
マリオの帽子とかおそらく販売されることになると思いますが、そうすると多くの人が買うと思うので、物販の売上もかなり期待できそうです。
コスプレ用の洋服なんかは高くても欲しい人は買っちゃうので。
任天堂にとっては、USJにエリアを持てるというのはとても経営目線でいいことができたなと思います。
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