長野県知事が任期満了(4年)したことで、2018年7月19日に長野県知事選が行われることになりました。
長野県知事選への立候補者は2名。阿部守一さんと金井忠一さんです。
立候補の届け出は、選挙が行われる告示があったその日の午後5時までに提出しないといけないので、今回の選挙で立候補したのはこちらの2名になります。
阿部守一さんは2期連続長野県知事選として勤めていますが、今回も阿部守一さんに投票するのか、それとも金井忠一さんに投票するのか・・・長野県の未来は県知事選にかかっているとも言えるので慎重に選びたいところです。
また、今回の選挙では20代以下の若者がはじめて投票する権利を与えられるので、投票結果が非常に気になります。
2018年の長野県知事選の投票日や期日前投票、立候補者の情報をまとめたので、選挙の判断材料にしていただければ幸いです。
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目次
2018年長野県知事選の日程
投票日
選挙の期日は、2018(平成30)年8月5日(日曜日)です。
長野県知事選の告示日が 2018(平成30)年7月19日(木曜日)なので、告示があった日から18日後に選挙が行われることになります。
(投票者を吟味するには良い期間ですね)
期日前投票日と期間
投票日に用事があって投票できない人は、期日前投票ができます。
期日前投票は、2018(平成30)年7月20日(金曜日)~8月4日(土曜日)まで行っています。
選挙の告示日の翌日から行われ、16日間も期間があります。時間帯は市町村によって異なりますが、長野市役所など、人が良く来る場所では20時まで開けていることが多いです。(公務員のみなさんが残業してくれます)
投票したい人が決まっている場合は、翌日に早速投票に行くこともできますね。
2018年長野県知事選の候補者一覧
阿部守一さんプロフィール
現在の職業は長野県知事で57歳です。
「一人一人の個性輝く長野県」を目指した取組みにより、確かな暮らしの基礎を強固にしたいと考えています。
これからの時代は日々変革の時代です。時代に乗り遅れる人はただただ無力感を感じる日々が続くでしょう。そんな中、阿部守一さんは、「人の成長」ということにフォーカスしています。
金井忠一さんプロフィール
現在は農業系の仕事についていて、68歳です。
「みんなが一人ひとり輝ける社会を」を信条とし、「県民に寄りそうあたたか県政を」目指しています。
自然が大好きであるということが伺えます。全国的に熱中症の危険がある中、選挙活動をしていて、元気な一面もあります。
しかし、過去に一般市民からの苦情に対して適切に対応せずにスルーしたという噂もあるようなので、臨機応変に対応することがもしかすると苦手なのかもしれません。
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阿部守一さんと金井忠一さんの違い
阿部守一さんは、「人の成長」と「グローバル」に意識を向けています。地域を作っていくのは長野県に住んでいる人です。魅力的な人の周りにはたくさんの人がつくので、「人の成長」を促進させる働きをしてくれるのは喜ばしいことです。
2018年は時代の移り変わりも大きく、今後はAIが盛んになっていく時代になります。そんな中、いきいきと過ごそうと思ったら、AIに取り残されてしまわないような人の育成がカギになります。
そのことに気づいていらっしゃる可能性が高いです。
金井忠一さんは、「住みやすい長野県」を作りたいという意思が強く見られます。住みたいと思ってもらえたら人がそこに定着すると考えます。
自身も農業に詳しいことから、自然を守りたいという考えもみられます。
人の教育に関しては、「授業料の無料化」に力を入れようとしています。授業料が安くなると当然助かりますが、そもそも何で授業料を払うお金がないのか?というところに着目すると、
大人がお金を稼げない・お金を稼ぐ能力が乏しいかもしれないというところに行きつきます。いくら授業料を無料にしたからと言って、人が成長するわけではありません。
その点、授業料を無料にしないといけない、根本的な原因である、人の能力を向上させるというところにフォーカスされた政策の方が、将来的に経済効果が上がる可能性がありますね。
投票者を決める基準
阿部守一さんと金井忠一さんのどちらに投票するか?それは、あなた自身の基準で考えると良いです。
「私はこういうことをします」ということで、二人の公式ホームページを見ても、それなりに良さそうなことを書いています。
本当に実現するのかな?ということも含めて、あなたの気に入る考え方、将来はこうなって欲しいという思いに近いほうを選ぶと良いでしょう。
たとえば、将来起業して自分でビジネスをやっていくんだ!と考えているのであれば、「若者の起業や就業支援」を行う予定の阿部守一さんの考えと近いということになりますし、
アルバイトをしてもなかなかお金が得られなくて悩んいるのであれば、金井忠一さんの「時給1500円を達成する」という目標に惹かれて金井忠一さんに投票するということもありでしょう。
10代、20代で投票に行くと・・・
誇らしい気持ちになれます。実際に投票に行くと、現地にはほとんど50代の人たちばかりです。高齢者ほど、選挙に熱心なんだなっていうのを感じます。
そんな中、10代、20代の若者が行くと、若いのにすごい!と思えます。
特に最近は、選挙になんか言ったって何も変わらないという正論を発現する若者も多いですが、正直政治のことがあまりわからないのと考えるのが面倒くさいという理由で選挙に参加しない人がほとんどな気がします。
選挙によく行く50代と時代の変化が目まぐるしい20代の世代では考え方も育ってきた環境も違います。
50代の選ぶ未来に素直に賛成できるなら、家に引きこもっても良いですが、そうでない場合は、清き一票を入れることを検討してみると良いかもしれません。
投票したい人がいない場合
とはいえ、阿部守一さんと金井忠一さん、どちらにも投票したくないんですけど・・・という場合も当然あると思います。
そういう場合は、阿部守一さんに投票するといいでしょう。
基本的に選挙では、「自分が投票したい人がいる」または、「どちらかと言えばこの人の考え方の方がいい」という少なくともこの人に入れようという意思があることが前提ですが、
まったく何も感じない場合、特に今の生活と変わらなくていいと思う場合は、「どっちに入れると今まで通りの生活が維持されるか?」という思考で選ぶことがおすすめです。
阿部守一さんは2期(8年)も長野県知事をされているので、阿部守一さんを選べば高い確率で、今までと同じ生活がやってきます。
多少の変化はあったとしてもそんなのは誤差なので、金井忠一さんを選んで少し政治が変わるよりも穏やかでしょう。
(人の思考や行動なんて、そうそう変わるもんじゃないですからね)
後は、体がよく動く年齢が若い方を選ぶという方法もありますが、その場合でも57歳の阿部守一になってしまいますね。
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