ロシアとウクライナの戦争による日本への影響と被爆国日本の思い

戦争が始まりそうです。この平和だと思っていた世の中に戦争です。

 

戦争が始まってしまっては、終わるまで待つか終わるまでの間、そして終わった後どうなるかということを考えて過ごす必要がありますね。

 

ロシアとウクライナの戦争懸念で日本や日本経済への影響がどのようになっていくか書いています。ぜひご一読ください。

日本や日本経済への影響

原油・ガソリン

ガソリンは1リットルあたり172円と、7週間連続で値上がりしています。

 

今後、もっと値上がりする可能性が高まります。

 

エネルギー

官房長官コメント

わが国は国家備蓄 民間備蓄を合わせて十分な備蓄を有しており、国内のエネルギー安定供給に直ちに大きな支障をきたす懸念は無いと考えている

→ロシアとウクライナの戦争がいつ終わるのかまだ見通しは立っていませんが、当面の間は国内の備蓄で生活や経済活動に障害となるようなことはないと考えています。

 

ただ、エネルギー価格の急激な変化は日本経済を損なう可能性もあると考えられています。

 

何事も、急激に価格が上がったりすればティッシュの買い占めじゃないですが、パニックになることも考えられます。

 

飛行機

日本航空(JAL)の対応は2/24日ロシアがウクライナに侵攻した日羽田発のモスクワ行きを欠航しました。

 

安全な運航が可能か見極められないためです。

 

モスクワとは、ロシアの首都です。

 

今後は、モスクワだけでなくヨーロッパへの航空便も欠航となる可能性もでてきます。

 

一般観光客はいないでしょうから、ビジネスなど経済的な影響が出てくる可能性が考えられます。

 

食卓への影響

ロシアやウクライナは農産物でいえば、とうもろこし・小麦の主要な輸出国なので、小麦はパンやうどん、お菓子などさまざまな原料になっているため

 

日本の小麦は主にアメリカ、カナダ、オーストラリアからの輸入ですが、ロシアやウクライナからの小麦の輸出が途絶えれば価格は上がると予測しています。

 

小麦の価格が高騰してしまう可能性が高まっています。

 

もともと戦争が始まる前から日用品やドーナツなどのお菓子が値上げすると言われていたので、今回の戦争の影響で値下げの動きはほとんどない可能性があります。

 

日本経済

岸田総理はロシアに追加制裁を施しました。内容としてはアメリカやEUと同様な内容となっています。

 

日本としては、アメリカそしてEUを始めとする関係国と緊密に意思疎通を図り情報交換を行ったうえで制裁を決定した

 

とのことです。

 

  • ロシアの個人などの資産凍結・ビザ発給停止
  •  金融機関の資産凍結
  •  半導体などの輸出規制

→即効性のある制裁ではないかもしれませんが、プーチン大統領を止めるためにはプーチン大統領に意見を言える人たちへの制裁をすることが有効だと判断しての制裁となります。

資産を持っている人は基本的に頭も良く優秀な人たちですからその人たちへの動きにも期待するという意味が込められています。

(効果が出るのに1ヶ月はかかるだろうと見ています。大丈夫でしょうか…)

 

ただ、ロシアからのエネルギー供給や国際銀行間の送金・決済システム(SWIFT)への制裁はしませんでした。

SWIFT(スイフト)を止めてしまうとお金の流れが完全にストップするので経済がいきなり崩壊してしまいますので、ここはそのままにしています。

 

半導体

半導体は1年以上前からコロナウイルスの影響で世界的な半導体不足となっていましたが、ロシアへ半導体の輸出を制御するとなると、ロシアに輸出しない分、どこかで半導体が回ってくるかもしれません。

 

そうすると、少し半導体の納期が短くなるという影響があるかもしれませんね。

 

領土交渉

領土交渉に関しては停滞としています。状況が悪化すると日本経済が死んでしまうということで事態が悪化しても見送ることとしています。

 

北方領土交渉の足掛かりとして始めた共同経済活動については、自民党内で中止するべきだとしています。

 

難しい判断となります。

 

株価

6日ぶりに買戻しの動きがあります。

 

日経平均株価は一時26353となっております。

 

WTI原油先物は、一時1バレル100ドル超え(7年7か月ぶり)となりました。

 

価格上昇を通じていわゆる物価高という影響も出てくると思われます。

 

核爆弾を投下された日本の役割

核爆弾を投下された日本はもっと核の悲惨さを叫ぶべきであると感じます。

 

戦争に負け、原爆を投下された日本としてはなぜ、悲惨な戦争を起こすのか理解できません。

 

ロシアは「ロシアは強い。核を保有している」

 

というコメントを残しています。自分たちの主張を通すためには核を使うことも考慮に入れているというある意味脅しにも見られます。

 

”戦争に反対”広島や長崎での悲劇がウクライナで起ころうとしているのか?考えるだけで悲劇的です。

 

核に被爆してしまった人は一生その傷を背負って生きていかなければなりません。

 

爆弾を投下されてしまっては、熱い・・・熱い…

 

皮膚はやけどしてただれてしまい、自分で触ることすら痛すぎて、ただ幽霊のように歩き、逃げ惑った先にある水にすべての希望を求めるが、水はすでに被爆していて飲んだ瞬間に倒れてしまう。

 

そのような光景をウクライナで見ることになってしまうのか。

 

ロシアがそこまでしてウクライナを攻撃したい理由は何であるのか。ウクライナにもロシアにとって脅威的な部分があるという主張をロシアはしていますがそのために悲劇を国民に背負わせるべきではないです。

 

核の恐ろしさは、長年の平和で忘れ去られてしまっているようです。人の命を扱うことがあまりにも粗雑ではないか?

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