これから「ChatGPT」と言う言葉をよく耳にする事になると思います。
日本人含め世界中の人が「ググる」と言う言葉を知っていますが、この「ググる」習慣を終了させるかもしれないくらいの能力が「ChatGPT」にはあるかもしれません。
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ChatGPTとは?
「これはなんですか?」と検索窓に入力したら、その答えを返してくれます。
今日の天気は?と聞いたら今日の天気を返してくれますし、過去歴史上の人物について知りたかったらその人のことを聞いたら、その情報を返してくれます。
「ググる」行為と似ていると思うかもしれませんが、Googleやyahoo!で検索する時みたいに単語にして検索しなくても良いのと、「検索結果」として一覧が出てくる形ではなくダイレクトに回答を出してくれます。
難しく言うと、人工知能(AI)が適切な回答を返してくれる対話型のサービスです。
ChatGPTが話題になる理由
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まだ知名度も低く、実際に利用している人が少ないChatGPTですが、今一番焦っているのは「Googleの検索エンジン」です。
なぜなら、「ChatGPT」が「Googleの検索エンジン」の役割を全て奪ってしまう可能性があるからです。
Googleで検索しなくても、「ChatGPT」を使ったほうが時間も早く正確な情報を手に入れられる!となったら、みんな「Googleの検索エンジン」を使わなくなります。
もはや、「ググる」ことがなくなるわけです。「ググる」と言う言葉が過去のものになるなんて、2022年の秋まで誰も疑うことなんてなかったのに、ここにきてその可能性が浮上してきました。
「ChatGPT」だとどうなるのでしょうか?「チャットる」は変なので「チャトる」みたいな、チャラそうなネーミングが流行ってしまうかもしれませんね。
もちろん、Googleも黙ってみているわけではなく、Googleも優秀なので「Bard」と名付けたAIチャットボットを世に出しています。
ChatGPTの問題点
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人々から「ググる」習慣を無くしてしまうかもしれないChatGPTですが、問題点は「信頼されていない」ことです。
ChatGPTで表示された検索結果って本当に正しい情報なの?というところがまだ確かではないからです。基本的に正確な情報を知りたいと思って検索するので、間違った回答だったら困りますよね。
もちろん、とても正しい情報を出してくれるかもしれないですし、すべてがすべて間違っている情報ではないと思いますが、検索結果をどのように表示しているのか?という部分が恣意的じゃないかどうか?などはまだ検証されていないところだと思います。
また、ChatGPTを使うためにはOpenAIというのを導入しないといけないなどのハードルも高いです。
ChatGPTのこれから
とは言え、「ChatGPT」にはかなりの可能性があります。人々の生活の質の向上です。
いま、「ググる」ことをしていますが、必ずしも自分の求めている情報が検索結果の一番上に表示されるというわけではありませんよね?
検索結果を10ページ以上もめくって自分の欲しい情報にたどりつくようなこともあります。
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または、欲しい情報を得られないことも。Googleの検索エンジンが完璧というわけではないので、ここにChatGPTが入り込む余地があります。ChatGPTの方が自分の欲しい情報をダイレクトに表示してくれたり、
ChatGPTの方がGoogleの検索エンジンで調べるよりも、使いやすいというようなことが起これば、人々は徐々にChatGPTを生活に取り込んでいきます。
ChatGPTに焦るGoogle
Googleは、ヤフーと違って、検索することに特化した検索エンジンです。そして、検索結果に広告を表示することで収益を上げるビジネスモデルを持っています。
もし、Googleの検索エンジンを利用する人が減ってしまったら広告収入も削減されてしまいます。
Googleが今まで提供してきた価値以上のものをChatGPTが実現するかどうか?そしてそれと同じことをGoogleができるのであれば、Googleも「ググる」だけでなく「チャトる」機能も検索エンジンに搭載することでこれからのポジションも変わらず存在し続けるのか?
人々が何を選ぶのか?これから先が楽しみです。
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