NATO加盟に関してロシアがなぜウクライナに侵攻?簡単にわかりやすく解説

ロシアがウクライナに攻撃してる理由の一つに、ウクライナがNATOの加盟を防ぐことがあげられていますね。

 

でもどうしてウクライナが NATOに加盟しなかったらロシアが嬉しいのかよくわからないですよね…

 

そこで、なぜロシアがウクライナにNATOに加盟して欲しくないか、簡単に解説していますのでぜひご一読ください。

 

NATOとは

North Atlantic Treaty Organizationの略で

北大西洋条約機構のことです。

長い名前なので覚えなくてもいいのですが、「軍事的な内容に関する加盟」のこと

つまりは戦争とか攻撃とか武力を使うことに関する加盟です。

 

ちなみにアメリカが主導で作られたものです。

 

ロシアはこのNATOには加盟していません。

 

NATOに加盟国の嬉しい点

NATOに加盟している国同士で、戦争に関して協力しあうことができます。

加盟している国が攻撃されたら、攻撃されていない国も一緒に協力して守ることを約束しています。

 

こういったことを難しく言うと「集団的自衛権を行使する」と言います。

 

簡単に言えば、攻撃されたら守るし、もしこっちも攻撃されたら守ってね!という感じです。

守るのも実際は兵士とか武力が必要なので、人命もかかっていて大変なことではありますが、基本的には「戦争は良くない・やめよう」という考えが根底にはあると思います。

 

NATOの目的は「土地と国民を守ること」なのでそのために必要な行動をしていきます。

 

加盟国は30か国もあり、そこにウクライナも加盟したいと思っているのです。

 

NATOってどんな動きをしているの

ただ実際は、NATOとして活動したことはないです。集団的自衛権を行使したことがない=集団的に守るために攻撃したことが無いということです。

平和で何よりですが、やはり集団の力は強いようで、ロシアはNATOを警戒しています。

 

NATOに加盟する国の理由

「ロシアから逃れたい」

 

そう考えて加盟する国がいます。たとえば、エストニア、ラトビア、リトアニアなどがロシアから逃れるため、ロシアからの支配の圧力から逃れるために加盟を果たしました。

 

支配されてしまうと、経済的な打撃も与えられるのでそれを避けたいと考えるのは当然のことです。せっかく生産したトウモロコシなどの穀物を取り上げられたりしたら嫌ですよね。

 

ウクライナも同じようにロシアからの圧力から逃れたいし、ロシアに支配されたくないという思いでNATOに加盟したいと思っています。

 

 

ロシアウクライナの加盟を認めたくない理由

今回ロシアがウクライナに侵攻したように、ロシアがウクライナにはNATOに加盟して欲しくないと思っています。

 

ウクライナがNATOに加盟するとロシアが危機になると考えているからです。

 

ロシアは過去からずっと戦争に負け続けていると思っています。

そしてロシアは武力が強くありたいし、武力が強いことを証明したいと思っています。

それを払しょくするには武力行使しかないと考えているようで、それが今回のウクライナへの侵攻の行動に現れているとみて良いでしょう。

 

そんなことで侵攻する(ウクライナに攻撃を仕掛けちゃう)の!?と思うと思いますが、ロシアの正義とは世界の多くの国が思うのと違う部分にあるようです。。

 

NATO加盟国一覧

30カ国加盟しています。アメリカ主導で作られたものなので、アメリカは始めから加盟しています。

国名 加盟年
アメリカ 1949年
アイスランド 1949年
イギリス 1949年
イタリア 1949年
オランダ 1949年
カナダ 1949年
デンマーク 1949年
ノルウェー 1949年
フランス 1949年
ベルギー 1949年
ポルトガル 1949年
ルクセンブルク 1949年
ギリシャ 1952年
トルコ 1952年
ドイツ 1955年
スペイン 1982年
エストニア 2004年
スロバキア 2004年
ブルガリア 2004年
ラトビア 2004年
リトアニア 2004年
ルーマニア 2004年
アルバニア 2009年
クロアチア 2009年
チェコ 1999年
ハンガリー 1999年
ポーランド 1999年
モンテネグロ 2017年
北マケドニア 2020年

 

 

 

 

 

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