ウクライナ上空の「飛行禁止区域」が設定されなかったことで、ウクライナはよりピンチになり、ウクライナから見てNATOはひどい!
ということになっていますが、ロシアからの攻撃を少しでもやわらげるため!ということですが、もう少しわかりやすく解説していきます。
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飛行禁止区域(ひこうきんしくいき)とは?
英語では、no-fly zoneと言いますが、「飛んじゃいけないところ」ということです。
飛んではいけないことで守れるものはこちらです。
- 敵が空から爆弾を落とせなくなる
- 敵が空から次の攻撃のための視察をできないようにする
飛ぶことができたら、空から爆弾を落とすことができますし(空爆)、上から見てどこが穴場でどこを攻撃したらいいのか?
たとえば、「ウクライナ兵があそこにたくさんいるから空から攻撃を仕掛けよう」
「あそこには壁があり行き止まりになっているから別の道を探そう」
みたいに、次はどこを攻撃して自分たちの勝利に導くかという戦略を考える事ができます。
なので、自分たちの国の空(上空)を飛ぶことができないようにしたいのです。
ウクライナは飛行禁止区域を設定したい
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ウクライナは、ロシアの兵士たちより空からの攻撃が非常に多く損害も増えているので、空からの攻撃をできないようにするために、NATOへ「飛行禁止区域の設定」を要請しました。
つまり、ロシア兵がウクライナの国の上を飛んだりできないようにしてくれ!と言ったのです。
国を守る為なので当然なのですが、それはNATOにより許可されませんでした。
NATOがウクライナ上空を飛行禁止区域にしたくない理由
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簡単にこちらの2つの理由があります。
- ロシアの怒りを買わないため
- ヨーロッパを守るため
- ウクライナはNATOに加盟していないため
- ウクライナが人質になることを認めている・・・
ロシアは自分たちの要望が叶うまで戦争をやめるつもりはないと強気で主張しています。
なので、ロシアは今ウクライナにしか攻撃を仕掛けていませんが、ロシアやろうといているいことに反対する人たちへ攻撃をするつもりであるという姿勢を持っているし、当然今攻撃をしているところなので口だけではなく現実的な行動に移る可能性がありますよね。
なのでここでロシア(プーチン大統領)の怒りを買ってしまったらこれから先ロシアの攻撃対象になってしまうかもしれないので、ロシアが望まないことをNATOは受け入れないことにしたのです。
ロシアがヨーロッパを攻撃したら、ヨーロッパ兵も出動しないといけなくなるので、自国の兵士たちに損害が発生します。
そしてそれだけじゃなくて国もめちゃくちゃにされてしまうので、街もそしてそこに住む人たちにも影響を与えかねなないからです。
自分たちの国を守るためという主張は確かにうなづけるのですが、裏を返せば、ウクライナの人たちを人質にしているとも言えます。
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これはやばい。ウクライナにとっては悲劇です。もう、ロシアの戦争に負けましたということを言わなければいけないくらい追い込まれてしまいました。
NATOから見放されてしまった。民が助かることはない・・・と。ロシアからの一方的な攻撃を受けるだけになってしまいます。ウクライナのゼレンスキー大統領はどういう判断をするのでしょうか。
白旗を挙げたら戦争が終わるなら白旗をあげるべきなのか?
でも、白旗を挙げて停戦することで今後の未来はどうなるのか?ウクライナと言う国がなくなってしまうのか?
と言った部分が不透明ですね。
NATOも、別にウクライナがNATOに加盟しているわけではないので、助ける義理もないので助けないという非情な選択をしたのでした。でも、これで安心したヨーロッパ民もいるかもしれませんよね。。
ウクライナ上空の「飛行禁止区域」とは、ロシアがウクライナを攻撃しないようにするための策としてゼレンスキー大統領が要請したものでしたが、断られてしまい、結局絶望的案立場であるウクライナのポジションは変わらないままだったという現実でした。
兵士たちが攻撃されることを想像するのは非常につらいです。
これはゲームじゃないから。リアルだから。世界は平和だった。このロシアとウクライナの戦争が始まる前までは。
戦争と言うのは怖いものであることを改めて感じて、平和的解決をするにはどうするかを考えていきたいですね。
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