獅子身中の虫とは?自分や組織の中にいる!ことわざと由来も

獅子身中の虫

獅子身中の虫とは?

しししんちゅうのむし・・・

ん?初めて聞いたとき、それはなんぞや?と思ってぐぐりました。

 

何やら難しい言葉かなと思いましたが、仏教徒(仏徒)の教えが由来です。

なので漢字もあって、少しとっつきにくいのです。

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獅子身中の虫とは?

獅子とは、ライオンのことを指します。

身中とは、体の中のことをさします。

虫は、虫です・・・

 

ライオンの中にある虫!って言いたいわけですが、

ライオンが命を落とすのは、外にいる虫に食われて落とすのではない。

ライオンの体の中にいる虫に食われるから、命を落とすのだ。

 

という意味です。

ニュアンスとしては伝わったでしょうか?

獅子身中の虫のことわざ

そこから転じて、

組織がつぶれる時は、景気が悪いとか、お客さんがいなかったとか、そういった外部のことが原因ではなく、

組織の中にいるメンバー、つまりは社員が原因でつぶれるのだよ(会社が倒産する)ということです!

 

これは恐ろしや・・・

 

ですが心当たりがある人もいるのでは?

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獅子身中の虫は組織の中にいる

そう、社畜さんです^^

2019年現在、生き残っている会社もいますが、存続が危ぶまれている会社も多いと思います。

そういった会社は、まさに獅子身中の虫が原因で倒産してしまうのかもしれませんよ!

 

社畜は会社のために頑張っていますが、他に高い給料がもらえるところがあったら一目散に逃げていくように、

その会社に対して大して愛着もなければ、愛社精神もないことがほとんど・・・

 

単純に会社のブランド名を気に入っているだけということも多いはず。

 

つまり、その組織においては、社畜は虫そのものなんですよ!

だからこそ、会社潰れてとーぜんじゃないですか!?

 

獅子身中は自分の中にもいる

自分のことなので、自分で害をなすことなんてないと思っていませんか?

 

たとえば日本人は、自分を責めること多くないですか?

何か失敗した時、とっさに人のせいにするという人もいますが、なんだかんだ、「できなかった自分が悪い」と思ってしまうことが多いですよね。

それってとても体に悪いことだと思いませんか?

 

そう、”ストレス”というやつです。

 

ストレスは体をむしばんでいき、ニキビができたり、髪が薄くなったり、病気になったり、不眠症になったりするのです。

 

さらにいきすぎると、自分の命まで手にかけてしまうことも・・・・

 

だいぶ大げさな、と思うかもしれませんが、獅子身中の虫とはそういうことなんですよ。

 

内なる害あるものが形あるものを壊していくってこと。

 

これは非常に怖いことで。

もちろん自分を崩壊させる原因が自分にあるというのも問題ですし、それに気づけないことが一番怖いことかも。

 

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獅子身中の虫。

自分の中にも、組織の中にも潜んでいるから、常にこころをクリアにして日々邁進していくことが必要そうです!

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