代理ミュンヒハウゼン症候群の母親に育てられている場合はどうしたらいいのか?そもそも代理ミュンヒハウゼン症候群とは何であるのかをわかりやすく解説しています。
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代理ミュンヒハウゼン症候群とは
周囲の気を引くため「こどもに病気を作りかいがいしく面倒をみることにより自らの心の安定をはかるこどもの虐待における特殊型の症状」です。
「こどもが風を引いたから面倒を見てるの。この子ちょっと弱いみたいでね~;;」みたいな感じで言われたら、大変だけど頑張ってるな!という印象を相手に与えます。
そうすることで、看病している方は心が安定してくるということです。
ここで問題なのはそのこどものかぜという病気を親が作り上げたところにこどもへの虐待の意味が込められています。
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ところが、病気に対して医者の方も「どうしてだろう?」と疑問を持つことがあると思います。
医師らが疑いを持つと急に来院しなくなったり、別の医療機関を受診したりこれまでに学習した知識を基にさらに巧妙な症状をつくりだすこともあります。
どうしてこのような行動を取るのでしょうか?特徴を見ていきます。
- 一般的に医師に「熱心な母親である」という印象を与え「この母親が虐待などするはずがない」と思わせることが多い
- こどもの側を離れようとせずよく面倒をみているように見えるが重篤な臨床状況に直面しても慌てるそぶりがみられない
- こどもと親を離すと症状が落ち着く
代理ミュンヒハウゼン症候群の対応
「代理ミュンヒハウゼン症候群」自体の認知度がまだ低いことと、こどもが本当に体調が悪い場合があることや、母親が原因で病気になりがちであるという証明をすることも難しいことがあげられます。
児童相談所の職員としても、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性があると思っても過去の事例と似たようなケースでない場合はこどもを守るために施設入所をさせたいと思っても家庭裁判所からの同意をなかなか得られず頓挫してしまうこともあります。
母親から逃れなれない場合
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こどもが自立すれば問題ないのですが、こどもが自立するまでに病気が治らず長期化する場合は生きている間の永遠のテーマとなります。
母親としては心のどこかで「何とかなって欲しい」という思いはあるかもしれませんが、「今のままでいる方が安心だ」と思っているところもありそうです。
自分が母親から離れられる場合は手段を探すことが大切です。自ら離れることができない場合は、接触する機会を減らしたり、それ以外の時間を過ごす場所を増やすなどして自分を安全に保つことに力を入れましょう。
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