deleドラマ第1話の感想! 菅田将暉と山田孝之の演技がうまい

ハゲタカ

dele第1話の感想

これは面白い!特に、今の情報があふれて、個人情報がいつ流出するかわからない不安やプライバシーもあったものではないという感覚に嫌気がさしている人には共感できる部分も多くなるドラマとなるでしょう。

というのも、個人情報の定義やどこまで個人情報は流出してしまっているのか・・・今後生きていく上でどういったことに注意して過ごさないといけないのか。

ヒントになる情報が詰まっている可能性が高いからです。

それだけでなく、人としての温かみとは?という人間が本来持つ優しさという部分にも触れているドラマになるので心温まる想いもできると思いました。

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人間に居場所は必要か?

SNSが発達している一方で、人との結びつきは日に日に希薄になっています。自分の居場所があると胸を張って心の底から言える人は今の日本に何人いるのだろう?

なんとなく職場へ行き、なんとなく家へ帰る。

そして、なんとなく楽しく見えるような週末を過ごす・・・

あなたの居場所はどこにある?

麻生久美子「もう25歳でしょ。いつまでもガキの使いをやるなんて。そろそろ居場所を見つけないと。」

菅田将暉「居場所って・・・そういうのは誰かに必要とされてる人に用意されるものだよ」

麻生久美子「君の場合は、必要とされるのを避けてるんじゃないかって気がするけど。試してみてよ。意外に居心地いいかもしれないよ」

菅田将暉「ここ?(3Fあたりの会社のプレートを指す)」

麻生久美子「君に働いて欲しいのは・・・(下を指さす)」

dele.LIFE

そこでは麻生久美子の弟が勤めていた。

麻生久美子「一人じゃ何かと不便でしょ?使ってみて」

山田孝之「これまで何人連れてきた?どいつも使えなかっただろこいつに何ができる」

(超早口)

彼で最後だから使ってみて。

山田孝之「最後って言った?」

麻生久美子「ええ。」

山田孝之「わかった」

菅田将暉にとって、果たしてここは居場所となりうる場所なのか?

 

ネット上の情報は死んでも消えない

自分が生きている間は取っておきたいけど、この世からいなくなったら誰にも見られたくないデータってありますよね。

そういうデータを削除してくれる会社があるようです。(現実にあるのかどうかはわかんないですけどね)

今の世の中には求められそうな仕事ですね。(自分で削除するよう設定する方法もありますけどねー。)

菅田将暉「働くって、ここ、何の会社?」

山田孝之「人が死んだあとは誰にも見られたくないデータを、その人のデジタルデバイスから削除する。それがうちの仕事だ」

菅田将暉「デジタルデバイス?」

山田孝之「パソコン、スマホ、タブレット」

菅田将暉「誰にも見られたくないデータって?あっ、エッチなやつ?」

山田孝之は可憐に無視。

山田孝之「まずは依頼人は俺が作ったアプリをインストールする。アプリはデバイスに常駐してうちのサーバーと信号をやり取りする。依頼人が指定した時間以上デバイスが操作されなかったらサーバーが反応してモグラ(山田孝之のパソコン)に信号が来る。」

山田孝之「信号が来たら依頼人がほんとに死んだのかを確認する。死亡した確認が取れたら指定されたデータを削除する。」

菅田将暉「でも依頼した人は死んじゃってるんでしょ?データがほんとに削除されたか確認できないよね?」

麻生久美子「この会社はうちの事務所と提携している。それがこの会社の信用保証になっている。それで、今回の依頼人は?」

山田孝之「48時間パソコンが操作されなかったらパソコンからデータを削除するよう設定してある。」

山田孝之「契約の際、依頼人には、氏名・生年月日・住所、それと携帯番号なり緊急連絡先しか求めてない。任意で勤務先を書く人もいるが、三上(今回の依頼人は)書いていない。これではアカウント上同姓同名か判断つかない。依頼人がほんとに死んだかどうか確認しろ(依頼人の電話にかける)。ただ、削除依頼のことは絶対に秘密だぞ。依頼人の携帯にかけた(菅田将暉にスマホを渡す)」

菅田将暉「・・えっ?・・・あっ、三上さんの電話ですかね?あーーー、uunn、あのー私、三上さんに金を金を貸してたもんなんですけどー、返済、どういうことになりますかねー?えっえっ、おし?(プツリ)あっ、監督死んだとわかったらまず金かー!って怒鳴られた。事務所に来い、弁護士が対応するって」

麻生久美子「残念、もう弁護士付いてるのね」

山田孝之「何で金貸したって言った?」

菅田将暉「誰にとっても一番関係を切りたい人でしょ?その人が死んだって伝えるのに、一番、ためらわない相手だ」

菅田将暉はとっさの判断力が優れている可能性がありますね。

山田孝之「このフォルダか。」

菅田将暉「えっ、今削除しちゃったの!?」

山田孝之「死亡確認が取れたら依頼通りデータを削除する。中身は関係ない。」

菅田将暉「確認ぐらいしてもいいのに」

麻生久美子「じゃあまたがんばってね。私の弁護料は安くないわよ」

菅田将暉の状況に応じて自分の立ち位置を変えれるスキルは、ドラマ「dele」での見どころの一つです。臨機応変に対応できる人になりたければ、deleを見ながらそのスキルを学ぶのもありでしょう。

 

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仕事は最後まであきらめない忍耐力がいるもの

山田孝之「36時間パソコンが操作されなかったらパソコンからデータを削除することになっている。死亡確認を取れ」

登録されている電話番号に電話をかける。

菅田将暉「だめだ留守電」

登録されている勤め先からネットで出版社を調べる。

山田孝之「依頼人は週刊誌の記者みたいだな。ゴシップ専門だな。死亡確認。」

ネットに載っている出版社の電話番号に電話をかける。

菅田将暉「あっ、すんません週刊真相の安岡さんとお話ししたいんですけど、あーあのー要件はあのー、
えーあのーあっ、ネタを買い取ってくれるって言うから。おとといから出社していないし」

菅田将暉、今度は記者相手なのでネタを持ってくる役を演じたということですね。記者に対して違和感のない立場で、出版社に電話をかけてもおかしくない相手ですね。

出社していないのはいつものことで、結局確認は取れませんでした。

山田孝之「住所。」

菅田将暉「えっ、行けって?」

登録されている住所へ行くことになりました。

住んでいるところへ訪問したら、そこでばったり(安岡の)妻と子供に鉢合わせしました。

そこでの菅田将暉の対応も圧巻でしたね。

菅田将暉「会社の後輩なんですけど、俺の名前、安岡さんから聞いたことないです?」

妻「さあ、覚えがないです」

菅田将暉「あー、安岡さん誕生日2月15日ですよね。俺も2月何ですよ誕生日。だから毎年、2月で必ず二人で誕生日祝いをするんです。会社の近くの居酒屋で。」

妻「そうですか」

ぎこちない間が空く・・・

菅田将暉「あー、安岡さんすごいですよね。俺の目標なんです。俺もああいうスクープを連発するすごい記者になりたいなーっていつも思うんです」

妻「それでご用件は何ですか?」

菅田将暉「あーあの、しばらく、安岡さんと連絡が取れないんですけど、今どこにいるか知りませんかね?」

妻「いや、そちらで分からないんだったら私知るわけないです。すいません」

残念ながら良い情報は得られず怪しさ満点の菅田将暉で、あっさりとスルーされそうでしたが・・・

父親のことを褒めたのでそれに子供(息子)が反応しました。

息子「俺も大きくなったら父ちゃんみたいな記者になるんだ」

父親がゴシップネタを書いていると知らない子供に、父親のことを褒められたくない妻がまた菅田将暉のところに戻ってきます。

妻「ちょっと、いい加減なこと言わないでくださいよ。あの子父親がどんな記者か知らないんです。大きくなって父親の記事読んだら」

叱られてしまい突き放された菅田将暉。だけど、ここであきらめるわけにはいかないと最後に一言言います。

菅田将暉「あの今日中に記事を入れないといけないんです。帰ってくるまでここで待たせてもらってもいいですか?」

するとここで真相に辿りつきます。

妻「えっ、あの人もうここ住んでませんよ」

菅田将暉「え!」

妻「別居して半年以上になりますけど、聞いてないんですか?追い出しました。うちには二度と来ないでください。」

そう言い放たれたけど、父親の住所を書いた紙を受け取ることに成功しました。(教えちゃうもんなんだろうか?まあ、どうでもいいような旦那の住所なら教えちゃうか・・・?)

あきらめなければ欲しかった情報を得ることは可能なのかもしれない。仕事は、簡単にはあきらめちゃだめなのかもって思わされる一面でしたー。




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