北京オリンピックのマススタートの出場選手と試合の結果を一覧にしています。簡単にルールも確認できます。
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目次
マススタートの試合ルール
準決勝→決勝
の2本勝負です。準決勝では、15人中8人が決勝に進めます。
勝敗はゴール順ではなく合計ポイントの高い方から選ばれます。単純に1~3位でゴールすれば1~3位となりますが、4位以降は、ポイントをしっかり稼いだ選手が決勝進出を決めることができます。
ただ、決勝では、メダルをとるためには1~3位でゴールする必要があるので、準決勝と決勝では選手も戦い方が全然異なるということで、見る方も楽しいですね。
スケートというのは接触による転倒がよくあります。パシュートでも見られるように、選手同士で背中を押すシーンも良く見られます。
ここにいるよーっていうのと、前の選手が遅過ぎたら自分も転倒してしまうので、背中を押すのでしょうね。
そして、常にスピードを出しているかというとそうでもなく、周りの選手がすごく遅く走っていたら自分だけ早く走る必要もないので、手段でゆっくりとしたレース展開になることもよくあります。
レースに参加した選手たちでその時のレース展開が作られていくので非常に見ていて醍醐味だと感じます。
転倒してしまい、他の選手との差が1周以上ついてしまうと、失格となります。ただ、たとえ転倒したとしても転倒前にポイントを取っていれば、もしかすると失格にならずにゴールすれば決勝に進出できるかもしれないので、どこかでポイントを取っておくというのは案外重要なのかもしれません。
男子マススタート出場選手一覧
- 一戸誠太郎・いちのへせいたろう(26)
- 土屋良輔・つちやりょうすけ(27)
女子マススタート出場選手一覧
- 高木菜那・たかぎなな(29)
- 佐藤綾乃・さとうあやの(25)
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男子マススタート準決勝結果
一戸誠太郎の準決勝
途中で3ポイントを獲得し、フィニッシュして決勝に進出しています。
大きく前に出ることをせず、体力を温存しながらのレースとなりました。
土屋良輔の準決勝
はじめの3周で7ポイントを獲得し、最終フィニッシュはほぼ最後でしたが、しっかりと決勝進出しました。
スタミナに自信があるため、確実にポイントを稼ぎ、決勝への進出を決めるという戦略でした。スポーツというのは体の実力だけでなく頭脳も大事ということですね。
見ている方としては、前に出てポイントを獲得してくれた方が安心感はあるようです。
女子マススタート準決勝結果
佐藤綾乃の準決勝
4周、8周、12周ではポイントを取らず、滑っています。そして最後のフィニッシュの時にしっかりと加速し、2位でゴールしました。
2位の40ポイントを獲得し、決勝進出です!
余裕のある滑りをして、確実にとっていきました。
平昌オリンピックでは転倒に巻き込まれて準決勝敗退だったので、北京オリンピックではきっちり決勝に進んできました。
冷静な判断で足を使わずに決勝への進出を決めました。
高木菜那の準決勝
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平昌オリンピックでは金メダルを取った高木菜那!そして、パシュートではまさかの転倒で金メダルを逃してしまったため、このままでは終われないと力の入った試合になりました。
4周目はポイントなしで通過。
先頭の3人を除き、集団の3番目で走っています。
8周目は、ポイントを取りに行くために先頭集団へ行きましたが、4人が前に出ていたため、4番目となりポイントなしで通過。
激しくいくよりは抑えることを選んだようです。
12周目もポイントなしで通過。
残り3周くらいで選手がどんどん加速していきます。残り2周でトップへ出てきます。1位で最終コーナーを迎えましたが・・・・魔の最終コーナーとなり、また転倒してしまいポイント無しで決勝へ進むことができませんでした。
無念だ・・・。バランスを崩してしまったようです。カーブで斜めに体を傾けるというのは難しいのだなと感じた次第です。
男子マススタート決勝結果
一戸誠太郎と土屋良輔は決勝で同じレースを走ります。
一戸誠太郎
3周目から加速し、4周目で3ポイント獲得しました。
残り3周から徐々に加速し始める集団・・・残り2周からは一気に来て、残り1周では超加速し・・・先頭の集団には日本人はおらずでした・・・。
ポイント3でフィニッシュで8位入賞です。
土屋良輔
スピードを出せる2周目から土屋が前に出ますが、それを阻止するかのように動いてきた選手もいます。土屋の戦い方はまーくされているようです。
7周目で土屋が再び前に出ます。
8周目で3ポイントを獲得します。
11周目でもまた土屋が前に出ます。12周目でも3ポイント獲得です。
ポイント6でフィニッシュ6位入賞です。
金メダル | バートスゥイングス(ベルギー) |
銀メダル | チョンジェウォン(韓国) |
銅メダル | イスンフン(韓国) |
韓国が2位と3位を取っているのですね・・・!
女子マススタート決勝結果
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前回の平昌オリンピックで準決勝敗退となった佐藤綾乃はメダル獲得なるか!?見ていて楽しみでした。結果は・・・
佐藤綾乃
真ん中よりは後ろの方で走っています。4周目はポイント無しで通過です。
7周目では4位に付けていて・・・
12週目もポイント無しで通過。残り3周になると、徐々に速くなってきます。残り2周で2位につけます。
最後の1周はガチでめっちゃ速くなっていき・・・佐藤もいい位置にいたのですが、若干接触があり、転倒はしていないもののそこからの加速が厳しかったのか、メダルには及ばず6位でフィニッシュです。
佐藤綾乃は8位入賞でした。
途中でポイントを取った選手がいたので、フィニッシュが6位でも、8位となった形でした。
金メダル | イレーネ・スハウテン(オランダ) |
銀メダル | イバニー・ブロンディン(カナダ) |
銅メダル | フランチェスカ・ロロブリジダ(イタリア) |
49歳でレースに出場している選手もいました。すごい。スポーツに年齢は関係ないと感じさせてくれます!
スピード、スタミナ、駆け引きが展開されるマススタートは魅力が満点ですね。
準決勝から決勝に進出する戦略だけでは、メダルの獲得は難しいようです。最終的にメダルをとるためには最後のフィニッシュで1~3位に入る必要があるので、やはり速い選手が強いということでしょう。
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